「あの人は情に厚い人」。
そんな言い方をしますが、あなたはどうですか?
「幸せホルモン」とも呼ばれるオキシトシンですが、幸せを感じているときに脳内で分泌される神経伝達物質です。
このオキシトシンがよく分泌される人(オキシトシンを受け取りやすい人)と、
そうでない人がいます。
その違いは何でしょうか?
オキシトシンの分泌の度合いには個体差がありますが、実は受け取り手である受容体の密度は、幼少期の生育環境によってそれぞれ異なる傾向を持つようになることがわかっているのです。
幸せはオキシトシンが教えてくれる(脳科学者・中野信子)
オキシトシンなどの受容体の密度が低くなると、「他人を信用できない」「愛情をあまり知らない」というような状態になりがちとのこと。
この人たちは愛情を知らないというよりも、その受け取り手がないために「わかりようがない」
と、中野信子先生は言っています。
そして、愛情がわかりにくいと「損得勘定」で考えるほうがわかりやすいため、そういう傾向の大人になる可能性が高くなります。
あなたのお子さんにはどうなって欲しいですか。
オキシトシンを増やす方法の一つがスキンシップです。
簡単ですね。
「情に厚い人」というのは、オキシトシンがよく分泌される人か、オキシトシンを受け取りやすい人ということになります。
もし、ママ自身が愛情をあまり感じられないタイプかもしれない・・・と感じたら、尚更、親子、家族とのスキンシップを増やしましょう。「心地いいなあ」という時間を増やしていきましょう。毎日少しずつスキンシップを増やし、慣れていくことで徐々に気持ちが変わっていくはずです。
もともと私も母親からの愛情不足を感じて大人になりました。でも、子どもとのスキンシップが多かったお陰で幸せを感じやすい体質になりました。
まだまだ間に合いますよ❤