日本と中国の大学生を対象に行われた研究結果です。
乳幼児期に覚えた母親の匂いや声や添い寝のことなどを、
今も鮮明に記憶していると答える学生ほど、
自尊心や自己肯定感がしっかりしていて、
人生への意欲や将来への夢や希望が大きい。
(岐阜医療科学大学・鍵小野美和先生)
あなたはお母さんの「ぬくもり」を覚えていますか?
鍵小野先生は大学生に以下のような質問をしました。
・あなたが赤ちゃんのころのお母さんの匂いを覚えていますか?
・赤ちゃんのころのお母さんの声を覚えていますか?
・赤ちゃんや幼いころに、お母さんのすぐ隣で寝た、添い寝の記憶がありますか?
この質問に対して、「しっかりとある」「ある程度ある」「あるような気がする」「ほとんどない」「まったくない」という5つの回答を用意。
他にも生育に関する細かな質問をたくさんした後に、今度は現在の気持ちについて以下のような質問をしました。
・あなたは自尊心がありますか?
・夢がありますか?
・希望はありますか?
・前向きで生きる意欲がありますか?
・自分を感動的な人間だと思いますか?
・想像力のある人間だと思いますか?
その結果が、上記の内容です。
子どもが大きくなってしまってからではできないことがあります。
抱っこや、添い寝。今のうちにしておきましょう。
子どもとの触れ合い(スキンシップ)は、ママのストレス軽減にもなります。
昼間一緒にいられる時間が少ないママは添い寝する時間を
親子の濃密なコミュニケーションとして利用してくださいね。
お子さんの体温をじんわり感じるだけでママも癒やされます。