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柔らかいママ?硬いママ?「アカゲザルの実験」

・ミルクをくれる針金ママ、

・何もくれないふわふわママ、

赤ちゃんはどっちが好きだと思いますか?

イメージしてみてください・・


 
・A)「針金で作られた人形(代理母)」と
 
・B)「で作られた人形(代理母)」が

並んで置かれた部屋を用意し、
 
生まれて間もない子ザル猿を連れてきて、
部屋に入れます。
 
 
A)「針金の人形(代理母)」からはミルクをもらえ、
 
B)「布製の人形(代理母)」 からは、何ももらえません。

あなたが赤ちゃんで、生みの親から離されてしまいました。


A)、B)どちらと長く一緒にいたいですか?

(*アメリカの発達心理学者「ハーロウのアカゲザルの実験」と呼ばれています。YouTubeで検索すると実験の様子が見られます。)

親に求めているものってなんだろう

この条件で実験したところ、
 
 子ザルは、

B)「製の人形(代理母)」の方にしがみついたり、 
周りにいる時間が多かったそうです。

そして、

恐怖を感じた時も、

B)の「製の人形(代理母)」にしがみつきました。


 
ここからわかるのは、
 
ミルクがもらえるかどうか、 
ということより、
 
身体的感覚(皮膚感覚)
 親の存在を認識していた
 
ということです。
 
 
なんだか、

ふんわり、優しく包まれるような感覚。

生まれたての赤ちゃんなら、そういう感覚が欲しいよね、
って想像がつきますよね。

大人になってもあまり変わらない?

子どもにとっての「親」とは、案外忘れがちな、

安心感

あったかさ

みたいなものがとても大切なんです。

これは大人になってもあまり変わらない事実。

安心感、あたたかみ、
欲しくないですか?

孤独感、不安感って誰しもあるものですが、

近くに、

安心感あったかさを感じさせてくれる人がいたら、
忘れられる。

気持ちが安定していきます。

子どもも大人も同じです。

赤ちゃん、子どもを抱っこしますか。

今からでも少しずつ、

スキンシップ増やしてくださいね。

(そうじゃないと、ちょっと困ったことが起こる可能性があるからです)

もう少し怖い話

アカゲザルの実験の話ですが、
後日談があります。

本当の母親から引き離され、
針金製、布製の人形と一緒にいたアカゲザルのあの子。

布製の人形(代理母)と接触する時間は長かったものの、

生きた母親ザルではなく、
どちらも人形でしたから、

「母親(人形)からの接触」
全く無かったことになります。

泣いても、何をしても、

反応が無い・・・・。

(完全、無視され、
抱きしめてもらえないわけです)

その結果、

しだいに、奇怪な行動、
自傷行為、攻撃性を示すようになりました。

また、

こうして育てられたアカゲザルがメスだった場合、

自分の仔を生んだときに
育児放棄をすることが多かったそうです・・・

(全個体がそうだったわけではない)


 

結果、

母親から子に対する
愛着(愛してるよ~、大事だよ~というような)行動が
子どもの養育や情緒安定には

必要だということも

この実験ではわかりました。

なんとなくわかってるけど・・・

う~ん、頭では

なんとなくわかっているけれど、

そんな余裕ないかも、

そういう人もいるかもしれませんね。

泣かれても、そんな余裕ないの、って。

そういう場合は、まず、自分から。
自分に愛着行動(愛してるよ~、大事だよ~)をしましょう。

まず深呼吸して、リラックスする。

自分を優しくタッチする。

自分の手の温かさを感じる。

体の内側の感覚を味わってみる。

そして、

*子どもを抱きしめて、

柔らかさや、温かさをじんわり感じてみる。

(↑↑これオススメ)

これでも、効果あります。

(オキシトシン効果です)

「でも、ハグされたり、したり、人に触られるのはキライ!」

そういう人もいます。

それには理由があるんです。

(長くなったので別の投稿で・・・)